Genesis Connection

23世紀、120年戦争の最中に宇宙から飛来した巨大構造体イデアル。 そして Etheric Hazard 2313以来発生しつづけるエーテルミストにその地表のほとんどを覆われた、地球。

多くの生命を飲み干した大戦争と大異変を経た世界で、人々はエーテルミスト――脳中枢にダメージを与える微細粒子の厚い霧――を退けるオプトオアシスの傘の下に居住空間を限定されながらも、代償として Etherics (エーテル工学) を得て、大異変以前とは質も水準も大きく異なる新たな繁栄を築いていた。 こうした世界の変容は物理的環境や科学技術に留まらず、政治・経済・文化そして人々の心のありようにまで緩やかにしかし深く浸潤していた。

そして、2530年…
世界経済の一角を支配する産業複合体 Genesis Connection の極東本部が居を構える自由都市「イースタン・グリーン」。 天を突き青々と生い茂る世界樹を間近に望むこの空中都市に対して、全世界の中央集権支配を目指す「連邦政府」の戦闘部隊が、侵攻を開始した。 「連邦政府」と「自由都市」陣営との間に絶えず起こる紛争・闘争の火花に満ちた世界で、またひとつ生まれた小さな火花…その侵攻はごくありふれた作戦のはずだった。

だが、この極東の自由都市にて開かれた静けき戦端が、やがて世界の真実を暴露する戦いへと続くことを、そのときはまだ誰も知らなかった。

最強のエーテルマシンDDシリーズ、その1番機 Genesis を駆り、 若く優しき当主 黎明院 薫 は踏み出してゆく――幾千の陰謀と幾万の罪が生者をさいなみ、幾億の魂の声がミストに木霊して死者を洗い流す、果てない戦場へと。

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Last-modified: 2013-12-31 (火) 14:02:12